白髪は抜くと増える?

白髪は抜くと増えると言われますが、実際にはどうなのでしょう。

 

白髪がちらほら出始めた頃、鏡の中でたまたまそれを見つけると、すかさず抜きたくなるものです。とはいえ、安易に抜いてしまうと白髪が増えるという噂も、また気になるところです。

 

髪はメラニンという黒系の色素によって黒く見えていますが、老化などの理由により、メラニン色素を作るメラノサイト(色素細胞)の機能が低下すると、黒い色素を作れなくなって、白髪となります。

 

しかし、メラノサイトの機能低下が始まっている時期に、白髪を抜くと本当に他の黒髪にまで影響を及ぼすのでしょうか。

 

このことについての医学的な根拠は、証明されていないようです。にもかかわらず、この噂が今も根強く残っている理由は何なのでしょう。

 

徐々に増えている白髪のうち、黒髪の中で目についた1本の毛は、光ってとても目立ちます。それさえ抜いてしまえば、いったんは元の黒髪ばかりになると納得するのですが、何かの拍子に隠れていた別の白髪を複数見つけると、一気に増えたような気持ちになるからではないかと思われます。

 

髪はひとつの毛穴(毛根)から、だいたい2〜3本集まって生えています。

 

白髪を見つけるたびに抜き続けると、この毛根を傷つけ、健康に生えようとしている髪の妨害をすることになり、切れ毛や抜け毛、そればかりか薄毛の原因を作ってしまいます。

 

白髪がどうしても気になる場合は、手っ取り早く染めるという方法はあります。まだそれが染めるほどの量でなければ、少し面倒ですが抜かずに根元に近いところで切って、目立たなくするという方法もあります。

 

白髪を見つけてもむやみに抜かないことで、毛根をいたわり、ダメージのない健康な髪が生える環境を整えるようにしたいものです。

 

>>育毛剤で白髪を改善するって本当?